- Si on m’avait demandé de sélectionner une bonne définition pour le peigne, j’aurais choisi celle-ci
- もし、選べと言われたら、これ(後述)を選ぶだろう
- Instrument à dents fines et serrées
- もの(道具的な)。歯のついた、細かくてぴちっとした(服が体にぴっちりと窮屈そうな感じ)
- sert à démêler et à lisser la chevelure
- sert a inf + a inf (et でつなぐのは2つの a + inf)
- chevelure *1頭髪
- demeler 解く、ほどく。lisser なめらかにする、つやを出す、なでつける
- on le retrouve dans les premiers écrits japonais dont notamment le Kojiki
- le(くし という単語)は...に認められる
- 最初の・最も古い、日本語の書物たちの中に(認められる)
- donc その中の1つは、古事記です(動詞とかがすべて省略されている)
- notamentは「特に・とりわけ」という副詞だが、doncとle Kojikiしかない(名詞と代名詞だけの表現)ので、(副詞だけれど名詞の)Kojikiを強調して、その中でも特筆に値するのが古事記だという意味合い。それを意訳すると、「古事記も含めて」となるか…強調が弱いかもしれないが
- plusieurs sources dont le Nihongo gogen jiten 複数のソース、そのうちの一つが日本語語源辞典であるが、
- 「複数の何か」doct X : Xは複数のもののうちの1つ → including X に相当する
- sa prononciation viendrait directement du mot 奇し : 条件法現在 不確かさが残るが、たぶんあっている、と思って表現するときに条件法現在
- mystérieux/étrange : mysterieuxは不思議な・謎の、etrange は変わった・奇妙な。これらは仏語では異なる単語であらわされ、日本語では同じ単語であらわされている。そこが語学の面白いところか。変わっていること=謎めいて感じる(理解しにくい)というのが日本語世界。仏語では、理解しにくいことと、多数派でないことは別のコトバであらわされている。
- c’est de là aussi que proviendrait 薬 (kusuri “médicament”). : C'est ..... que .... の構文。
- proviendrait < provenir ~産である、~に由来する の条件法現在。「薬という語の由来もここだということだ(条件法現在)」
- Pourquoi un peigne serait étrange ? 引き続き「条件法現在」が使われている。「櫛が変わっているという(条件法現在)ことなのは、なぜなのか?」
- on l’employait avant tout lors de rituels religieux 条件法から半過去に代わっている。これは「確かな過去の事実」だから
- dimension
- 大きさ・サイズ
- 規模・重大さ・側面
- 次元
- どうして「大きさ」と「次元」とが同じ単語なのか・・・。そもそものdimensionは、「量を測る」ことと関係する単語であり、「測る」ものは「大きさ」を指した。また、量を測るには、軸があるということで、複数の軸があり得て、そのうちの1つの軸としたときに、「次元」としての意味合いが出てくる。複数の軸があり得たとき、そのうちの一つを取り立てれば、「全体ではなく、一面~側面」を意識することになり、その意味もこの単語が抱えることになった、とそういうことのようだ
- en longueur: longuerは長さ、en ~「縦に」。普通に櫛、というときは、歯の長さよりも、歯を並べた「取って」の方が長いが、それを「横長」と言うとすると、それとは逆に、「縦長」な櫛もあるよ、という展開。"peigne en longueur" を「縦櫛」
- répandu < répandre こぼれた・散らばった、(ニュースなどが)広まった・一般に流布した
- lors de qc …のときに
*1:集合的に